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ステンレスとは

ステンレスとは

ステンレスとは何か

弊社で使用している金属3Dプリンタの素材「ステンレス」について説明します。

ステンレスは、私たちの生活の中で非常に身近な金属素材です。
キッチン用品、建築材料、医療機器、さらには自動車部品まで、幅広い分野で使われています。
その最大の魅力は、錆びにくく、丈夫で、美しさを長く保てることにあります。

そもそもステンレスとは、「Stainless Steel(ステンレス・スチール)」の略称で、直訳すると「汚れにくい鋼」です。
鉄をベースにクロムなどの元素を加えることで、表面に非常に薄い保護膜ができ、これが優れた性能を生み出しています。

ステンレスの性能を徹底解説

ここでは、ステンレスの代表的な性能について詳しく見ていきます。

なぜ錆びにくいのか 

ステンレスには通常、10.5%以上のクロムが含まれています。
このクロムが酸素と結びつくことで、表面にごく薄い酸化被膜を作ります。
これが不動態皮膜(ふどうたいひまく)です。

耐食性

ステンレスの最も有名な特徴は、高い耐食性です。
一般的な鉄は、水や空気に触れると酸化して赤錆が発生しやすくなります。
しかしステンレスは、表面に形成される不動態皮膜によって内部まで腐食が進みにくい構造になっています。

この皮膜には、次のような特徴があります。

1. 表面を保護する
水分や酸素が内部の鉄に触れにくくなります。

2. 傷がついても再生しやすい
軽微な傷であれば、空気中の酸素と反応して再び保護膜が形成されます。

3. 見た目の美しさを保ちやすい
錆の進行が遅いため、長期間きれいな状態を維持しやすいです。

ただし、「絶対に錆びない」という意味ではありません。
塩分の多い環境や薬品にさらされる環境では、ステンレスの種類によっては腐食することもあります。

強度と耐久性

ステンレスは、強度が高く、耐久性にも優れている素材です。
衝撃や熱、摩耗に比較的強く、長期間の使用に耐えられることから、頻繁に交換できない設備や構造物にも適しています。

長く使える理由

ステンレスが長寿命な理由は、単なる「硬さ」だけではありません。以下のような総合的なバランスに優れているからです。

・錆びにくいため劣化しにくい
・強度があり変形しにくい
・表面が滑らかで汚れが付きにくい
・清掃しやすく衛生的に保ちやすい

用途ごとの活躍

ステンレスの性能は、用途によって特に価値を発揮します。たとえば以下のような分野で重宝されています。

家庭から産業まで幅広い使用例

分野 主な用途 活かされる性能
家庭 シンク、包丁、鍋、ボトル 錆びにくさ、清潔さ、見た目の美しさ
建築 手すり、外装材、屋根材 耐候性、耐久性、メンテナンス性
医療 器具、手術用機器、設備 衛生性、耐薬品性、洗浄のしやすさ
食品工場 タンク、配管、作業台 耐食性、衛生性、耐久性
工業 機械部品、化学設備 強度、耐熱性、耐薬品性

まとめ

ステンレスの性能を一言で表すなら、「錆びにくく、強く、長く美しく使える素材」です。
特に耐食性と耐久性は大きな魅力であり、家庭用品から産業設備まで幅広く採用されている理由でもあります。

記事作成者

技師K
2022年入社
3Dプリンタ歴 約1半年
3D-CAD歴 約半年
3D-CG歴 約3年

ミニチュア猫型キッチンシリーズを作成しています。
プラスチックとステンレスの2種類、6個のボウルを愛用。
よろしくお願いします。

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