金属3Dプリンタの不得意な形状とその対策

・不得意な形状とは
・細長いもの、薄い板状の物
・サポート材の除去が困難なもの
・ネジとネジ穴
・不得意な形状への対策
・強度を高める
・サポート材を最低限にする
・加工を分ける
・まとめ
・記事作成者
金属3Dプリンタの不得意な形状とその対策
金属3Dプリンタの不得意な形状とその対策について解説します。
不得意な形状とは
今までの常識を超える自由度の高い造形ができる3Dプリンタですが、どんな形状でも可能ということはなく、
精度が低くなってしまう造形や、不得意な形状も存在しています。
細長いもの、薄い板状の物
造形物の強度が低く、総じて変形してしまいやすい形状です。
造形時の熱の影響を強く受けやすく、変形してしまう恐れがあります。
またサポート材を取り除く際や表面処理の際にも大きな力がかかってしまうと変形してしまいます。
サポート材の除去が困難なもの
入り組んだ形状をしている製品はサポート材が入り込んでしまうと完全な除去が困難です。
除去そのものが不可能になってしまうこともあります。
ネジとネジ穴
細く入り組んだ形状でありながら、サポート材に頼ることができず、なおかつ高い精度が必要な形状です。
サポート材が使えない為、不安定な形状を連続して造形しなければなりません。
エラーが発生しやすく、低い精度になってしまったり、機械が止まってしまう可能性もあります。
不得意な形状への対策
不得意な形状には、それぞれ対策することができます。
強度を高める
製品の設計を見直し、太くする、厚くする、補強を入れます。
造形物の強度を高め変形を未然に防ぐことができます。
サポート材を最低限にする
除去が困難なサポート材が発生しないよう製品の設計を見直したり、
積層方向を見直すことでサポート材を減らすことができます。
加工を分ける
3Dプリンタで無理に造形をせず、工程そのものを分けてしまいます。
造形エラーを未然に防ぎ、高い精度も確保できます。
まとめ
自由度の高い造形ができる3Dプリンタですが、不得意な形状もあります。
しかし設計を見直したり工程を分けることによって、それらを乗り越えることも可能です。
スチウルではお客様との対話により、最適な造形方法を提案することができます。
見積もり依頼だけでも問題ありませんのでご気軽にお問い合わせください。
記事作成者

技師O
2019年入社
3Dプリンタ歴 約6年
3D-CAD歴 約6年
3D-CG歴 約8年
CAD/CAM歴 約半年
機械部品の設計からアート系の造形まで対応させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

