成功と失敗の境界

「急がば回れ」と言う子供でも知っている諺がある。
上記のカバー写真は正にそれを具現化した物体となります。
兎を大量に生産しているうちに、魔が差した技師Aが3Dデータのパラメータを少々弄り
生産効率と引き換えに生み出した哀れな兎となります。
要するに積層ピッチの間隔を大きくして、制作時間の時短を狙ったのですが
10体中5体程が写真左のように積層ごとの焼結が上手くいかず、無惨な罅割れ兎と化しました。
4割程度の時短と引き換えに成功率50％と割りに合わない今回の結果は正直大失敗と言えるでしょう。
耳の欠けたボロボロの兎を見ると「横着すんな」と言われてるようで…成仏してくれ…