金属3Dプリンタと設置環境

金属3Dプリンタと設置環境
ここでは金属3Dプリンタの設置条件と環境条件について解説をします。
設置の基本条件
金属3Dプリンタを設置するためには様々な条件があります。
安定した接地面
プリンタ本体が傾斜していると造形精度が低下するため、水平であることが必要です。
また稼働中に振動を受けてしまっても造形精度が低下するため、揺れの少ない環境は必須です。
耐荷重性
金属3Dプリンタは数百kg以上の機種が多く、設置床や台が重量に耐えられることが必須です。
ガス循環設備
スチウルではPBF方式(Powder Bed Fusion)のプリンタを採用しています。
レーザー使用時に機械内部を不活性ガス(窒素やアルゴン)で満たす必要があるため、ガス循環設備が必要です。
環境条件
金属3Dプリンタを稼働させるためには周囲の環境条件も重要です。
湿度管理
高い湿度の環境は金属粉末の吸湿や凝集を招き、造形不良の原因となります。
目安としては湿度40~50%以下が望ましいです。
温度管理
室温変動が大きいと残留応力や造形歪みが生じやすいため、安定した空調管理が必要です。
機種によって差がある部分ですが、基本的には30度以下が望ましいです。
振動対策
動作中に外部から振動が伝わると精度低下の原因になるため、防振マットや固定台を利用することが望ましいです。
まとめ
金属3Dプリンタは高精度・高強度な造形が可能な一方、設置条件は一般的な樹脂用3Dプリンタよりも厳格です。
水平・耐荷重・各種設備・環境管理など様々な条件が必要となります。
スチウルでは皆様の作りたいものを実現してまいります。
見積もり依頼だけでも問題ありませんのでご気軽にお問い合わせください。
記事作成者

技師O
2019年入社
3Dプリンタ歴 約6年
3D-CAD歴 約6年
3D-CG歴 約8年
CAD/CAM歴 約半年
機械部品の設計からアート系の造形まで対応させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

