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薄板板金加工とは

sheetmetal

薄板板金加工とは、金属の板を切る、穴を開ける、曲げる、溶接するなどの加工を施し、電子機器や建築金物など各種機械装置の筐体や部品などを製造することを言います。

かつては「手板金」や「たたき板金」と呼ばれ、手作業でやっていた時代の板金加工は寸法誤差±0.5~2㎜程度の加工精度だったのに対し、現在のお客様は±0.1~0.3㎜程度の加工精度を必要としています。弊社の薄板板金加工では最新の機械を導入し、尚且つ作業者の技術により誤差精度を高めています。

板金加工に於いて注意しなければならないのは、素材の金属(鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮等)は加工時に力(切断や曲げ)や熱(切断や溶接)を加える事により素材が微妙な伸び縮みをおこす事です。 この各種金属の変化を計算し金属の板を切断したり、力と熱を加減しながら図面を実現させるためには経験値が必要となってきます。

弊社では、この様な経験値を豊富に持っていますので、図面に書かれた品物を精度よく完成させる事ができます。CAD(設計・製図)CAM(プログラム)と工作機械のネットワーク化、そして効率的でスピーディーな対応が出来るよう、ソフト・ハード面の充実が出来ているのは弊社の強みです。

薄板板金加工の工程

01. 企画

弊社にて加工できるもので世の中で役に立ちそうな物、あると面白いもの・便利なものなどを常日頃から考えて、思い付けば製品にならなくても形にしてみるという思想で企画をしています。

02. 設計

企画で出てきた案を元に設計、お客様からの構想をヒアリングして設計など、2DCAD・3DCADによって設計を行い、その図面を元にブランクに渡すCAMデータへと変換していきます。

03. ブランク

ブランク工程はレーザー加工機によるレーザーを照射して金属を溶融し、アシストガスを吹き付けて溶融物を吹き飛ばして切断する方法、ターレットパンチプレスによる金型ホルダーに入っているパンチで金属を抜き落として切断する方法、両方を使う加工機で複合機といわれる加工機を使用して板を切断する工程を指します。

04. 曲げ

プレスブレーキ(通称ベンダー)により上型と下型の間に板を挟みこみ折り曲げる工程をいいます。90度に曲げるだけではなく指定された角度に曲げたり、ヘミング曲げをしたりロール曲げをしたり等、色々な曲げ加工があります。

05. 溶接

金属などの素材を溶かして接着する「融接」や圧力で接着する「圧接」、ろうを用いて接着する「ろう接」などがあります。 アーク溶接、Tig溶接、プラズマ溶接、ファイバーレーザー溶接、スポット溶接、スタッド溶接などがあります。

06. 検査・出荷

上記の様々な工程を経て出来た製品や部品をお客様からいただいた図面や弊社にて設計した図面を元に最終工程として寸法や角度を検査して梱包をし、出荷へと流れていきます。

薄板板金加工の事例

■事例1  
足踏み式アルコール消毒台

弊社にて企画開発をはじめ、設計から完成品までを手掛けてきた製品です。耐食性鋼板を使用して板金加工から組み立てを行った製品です。

■事例2 
建築金物のパーテーション部材

建物で使用されるパーテーションのレールや巾木などの建築金物を板金加工で製作しております。様々な大きさや形のものを短納期で納められることが弊社の強みです。

スチウルでは

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